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夏が近づいてくるとお肌を見せる機会が増えてくると思います。
早く体重を落としたい方、今回ファスティングを活用してダイエット方法を紹介していきます。
實松彰義
この記事を書いた人
Personal Training Studio Bee トレーナー歴5年。JATI-ATI、NASM-PES、栄養コンシェルジュ1つ星、PHIピラティス(マット)の資格を保有。科学的な根拠に基づいたトレーニングの方法や栄養分の摂り方について、丁寧に指導いたします。
ファスティングの効果
ファスティングを行う主な目的は以下の2点です。
- デトックス
- 食生活の見直すためのキッカケ
「ただ食べなければいいだけでしょ?」というイメージをもっている人も多いかもしれませんが、ファスティングにはたくさんのメリットがあります。
食生活の意識付けはもちろんですが、カラダが本来持っている機能を蘇らせるという効果もあります。
何も栄養を摂取せずにファスティングをする人がいますが、誤った方法でやるのは非常に危険なのでやめましょう。
ファスティングは正しく行うことで十分な効果を得ることができます。
まず、ファスティングには以下のような効果があります。
- デトックス
- 代謝の向上
- 内臓機能の回復
- 体内リズムの調整
- 食生活の改善 etc.
これらの効果を最大限に得るためには、理想として3日間〜5日間で実施することが理想です。
特にデトックス効果が高まるのは3日目以降といわれています。
段階的で構いませんので、5日間にチャレンジしてみるのもオススメです。
ファスティングは、「知識」「方法」を得てから実践するようにしてください。
全ては「準備期」で決まる
ファスティングを行ううえで一番大事なのは実施期間前に行う「準備期」です。
準備期間がしっかりできるかで実施期間が成功するか、しないかが決まります。
準備期間は、ファスティングを実施する日数と同じ日数を確保してください。
途中で挫折してしまう人の多くは、この準備期間ができていないことで失敗しています。
毎日のように糖質・脂質の高い食事をしている人は血糖値の乱高下が頻繁に起こります。カラダがこのサイクルを求めてしまうのです。
ファスティングを成功させるために最も必要なこと。
それら全ては、「準備期間」で決まります。
「準備期」を過ごすうえでの注意点
準備期に摂取する食事にも注意が必要です。
- 脂っこいもの(揚げ物、ラーメンなど)
- 甘いもの
- カフェイン
- アルコール etc.
血糖値を急激に上昇させる食品は控えるようにしてください。
また、消化に時間のかかる食品にも気をつけてください。
準備期は消化に良いものを中心に摂取するようにしましょう。
「実施期」の過ごし方
実施期は、酵素ドリンク(酵素とお水を混ぜたもの)を摂取しながら過ごします。
頭が痛くなったり、頭がボーとしてしまう方も多くみられます。
このようになってしまうと中断したほうがいい場合もありますが、多くは準備不足が原因であることも多いです。
そのくらい準備期間が占める割合は大きいといえます。
普段から糖質・脂質をたくさん摂っている人に頭痛、倦怠感の症状が出ることが多いです。
精製食品、糖分などからの離脱症状ともいえます。
普段からそのぐらいカラダには負担がかかっているということを認識しましょう。
離脱症状が起きた場合はこれまで精製食品を過剰に摂取している可能性があります。
「回復期」の過ごし方
実施期が終わったら今度は回復期になります。
おもゆ、お粥、お味噌汁などの消化に良いものから摂取していきます。
ポイントはすぐに、固形物を摂らないようにしてください。
少しずつ固形物に戻していくようにしましょう。
今まで読んでいただいてわかるようにファスティングは「準備期」「回復期」が特に重要です。
しっかりとした準備期・回復期があってこそ成果を得られます。
終わった達成感からいきなりガッツリと食べてしまう人も多いですが、ファスティング直後は簡単にリバウンドします。
ファスティングをやる以前よりもリバウンドしてしまう人も多くありません。
固形物を摂取するようになると体重は少しずつ戻っていくかもしれません。
ただ、ファスティングの本質はダイエットだけではありません。
カラダを変えていくキッカケを作ること。
それが、ファスティングを行ううえで一番大切なことだと思っています。
定期的なファスティングで得られる効果
ファスティングの本質とは、食事に対する意識を高めることであり、同時に内臓を定期的に休ませることで体内活性を促すことが大きな目的です。
食事の意識に対しては今まで述べてきましたが、内臓を休ませることで得られる体内活性についてはあまり述べてきませんでした。
ファスティングは酵素ドリンクを用いて行う断食です。
実施日数は人それぞれのライフスタイルに合わせて行うことが大切ですが、デトックス効果が強くなるのは3日目以降と言われており、1Dayファスティングなどのプチ断食に慣れてきた方は3〜5日間にチャレンジしてみるのもオススメです。
長期間のファスティングが体力的に不安がある方は週末ファスティングはおすすめです。
ファスティングを行なっている期間は内臓が休まるだけではなく、糖質をメインエネルギーに活動しているカラダが脂質をメインエネルギーとして活動する「ケトジェニック」になります。
普段蓄えすぎている糖質を消費するだけではなく、消化吸収で働く熱代謝をそのまま活用することができるのです。
「何もせずに消費する代謝」「消化吸収で働く代謝」「運動による代謝」の3つの代謝活動がありますが、内臓を休める習慣がない人は、特に消化吸収で働く代謝の活動レベルが低下している場合が多いのです。
ファスティングは体重を落とすためではなく、デトックスに加えて正常な代謝活動を引き戻すために行う側面がある点を覚えておきましょう。
1Dayファスティングの目的
ファスティングを実施する人も最近は増えてきており、体内リセットを定期的に行うことで体型維持に役立てている方もいらっしゃいます。
ファスティングは医学的にも効果が証明されており、正しい方法で行うことはカラダへ大きなメリットを与えてくれます。
推奨期間としては3〜5日間が多いですが、ファスティング初心者の方にとってはハードルが高く、期間が長くなることで確保する時間も多くなります。
そのため12時間 or 1Dayファスティングを定期的に取り入れる方が増えているのです。
デトックス比率が高まるのが3日目以降と言われているため、3〜5日間のファスティングにおいての主な目的は「体内リセット+デトックス」です。
その反面、短期間でのファスティングは「内臓を休める+余剰カロリーの燃焼」が主な目的になります。
内臓は常に働き続けることで消化・分解・代謝をサポートしていますが、定期的に休ませることでそれらの機能が劇的に回復することがあります。
日頃の不摂生は内臓に大きなダメージを与えますが、それらを回復させるための方法はファスティングのように内臓を休める以外ありません。
3〜5日間は難しいという方でも週末、もしくはどちらか1日をファスティング生活に切り替えてみてはいかがでしょうか。
内臓機能を改善させることで基礎代謝を改善させて体重を落としていきます。
まとめ
ファスティング行うことで、体重を効率的に落とすことが出来ます。
ファスティング前と後が準備や気を付けないといけない点がありますがダイエット前に先に取り入れることでダイエットを効率的に落とすことが出来ます。
ファスティングは敷居が高く始めるには不安はあると思いますが、トレーナーに相談して始めることで成功に近づけることが出来ます。
ファスティングの効果を最大限に発揮するためには、準備を行いましょう。
ファスティングに関する、ご質問などがありましたらお気軽にPersonal Training Studio Beeにご相談していただけると幸いです。
ダイエットやボディーメイクを成功させたい方は是非一度お問い合わせいただけると最適なプランをご案内させていただきます。
自分の身体を変えたい方、老若男女問わず、Personal Training Studio Beeへのお越しをお待ちしております。