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パーソナルトレーニングを初めてどのくらい続けたら辞めてもいいのだろう?効果が継続するようなタイミングや、やめた後はどうすればいいのだろ?
そんな疑問にプロが答えます!
せっかく始めたパーソナルトレーニングを無駄にしないための工夫をお伝えしたいと思いますので、参考になれば幸いです。
實松彰義
この記事を書いた人
Personal Training Studio Bee トレーナー歴5年。JATI-ATI、NASM-PES、栄養コンシェルジュ1つ星、PHIピラティス(マット)の資格を保有。科学的な根拠に基づいたトレーニングの方法や栄養分の摂り方について、丁寧に指導いたします。
パーソナルトレーニングをやめるタイミングはいつがベスト?
結論パーソナルトレーニングをやめるタイミングは、大きな理由が無い限り目標が達成したタイミングでやめるのがベストだと思います。
「パーソナルトレーニングをやめるタイミングと、辞めた後の付き合い方について紹介させていただきます!」
うまくいって辞めるケースと、思うようにいかずに辞めるケースの2パターンが存在します。
うまくいって辞めるケースの場合
ベストなタイミングは、目標達成して2~3か月程となります。
人の体には、恒常性(ホメオスタシス)という機能が備わっています。
簡単にいうと、元の状態に戻ろうとする働きです。
「例を挙げますと、風邪を引いた際、体重が2キロ~5キロ程減っているかと思います。風邪から復帰した際は、元の体重状態に戻る」
ダイエットを成功させた後にも、同じような効果が起こりやすくなります。
恒常性の原則を抑えるためには、時間が必要になります。
思うようにいかずに辞めるケースの場合
思うようにいかずに辞めるケースは、いくつか存在しますが、代表的な例を挙げて紹介していきます。
「思った以上に体重が落ちなかったから」を例に挙げて紹介していきます。
このケースで辞める際のベストなタイミングは、入会して6か月成果が見えなかった場合辞めるべきかと思います。
「継続的に毎週一定のトレーニングを行うと、強度によって変化しますが体に変化が生じていきます。」
食事摂取も変化を付けると、大きく変化していきます。
食事内容+週1回の運動を行うと、最短で2週間から変化が起きていきます。
過剰に蓄えられた糖質を、基礎代謝として消費できるようにアプローチを行っていきます。
生理変化を起こすためには、ご自身も様々なアプローチをまずは2週間行ってみてください!
パーソナルジム辞める理由ベスト3
それぞれ辞めることになった原因は、あるかと思います。
今回は代表的な理由を3つに集約しましたので、参考にしていただけると幸いです。
※外発的な理由は除いています。(引っ越し、会社移転などetc…)
辞める理由ベスト1
結果が出なかった/モチベーションが無くなってしまった
パーソナルトレーニングジムを、辞める原因の一つだと思います。
辞めるまでに、様々な要素があるかと思います。
- ウェアやタオルが準備されていなかった。
- トレーニング内容が目的と外れている
- 体重などの数字が最近変化がでなくなった
上記以外にも様々な要因で、お客様のモチベーションが低下していきます。
特に目標の数字に変化がでなくなった場合、注意が必要です。
「お客様と定期的にカウンセリングや今後のトレーニングアプローチを、お客様に伝えるようにしています」
辞めないようにするためには、トレーナーとコミュニケーションを取ることをおすすめします。
トレーナーはお客様よりも、お体の情報を知っていることが多いです。
改善できる部分は積極的に、協力するようにしていきましょう。
辞める理由ベスト2
一人でトレーニングと栄養管理が、できるようになった。
トレーナーが指導する内容をすべて把握したうえで、自己管理出来るようになったことになります。
表現を変えると、卒業に近いかと思います。
「個人的な理由として、一番ポジティブな理由になりますね」
このケースで確認したいことは、ビジターとして、そこのジムに通うことができるかという点になります。
個人で自己管理ができるとはいえ、客観的な意見は必要になります。
間違った方向に進まないように、トレーナーからのチェックは必要になります。
「他のトレーナーにトレーニングを、定期的に見てもらっています。」
辞める理由ベスト3
トレーニング時間を作ることが難しくなった
リモートワークの導入で、自分の時間を捻出しやすくなったのもあり、パーソナルトレーニングの問い合わせが増えたのも事実です。
マスク自粛となり経済活動が再開にあたり、時間の捻出が難しくなることがあります。
「振り返ると、コロナ中は仕事の合間で来店されるお客様が多かったです」
コロナ空けになって、時間管理が難しくなることがあります。
時間の確保が難しくなることで、モチベーションの低下が起きやすくなります。
オンラインセッションも、選択肢としてあります。
現在対面のセッションからオンラインに、移行するのは現状ストレスも多いかと思います。
運動自体日常の優先度は高い位置に、置いている方は少ないかと思います。
そのため継続を断念するケースがあります。
パーソナルトレーニング いつまで続けると効果が継続する?
パーソナルトレーニングジムの利点として、お客様のマインドを変化させるように導く作業も行っています。
- 「運動を行ってから、少し前向きに生活できるようになった」
- 「周りから自分の体をほめてくれるようになってから、健康について深く考えるようになった」
上記のように利用者の考え方が、変わっていくこともあります。
トレーニングや食生活を改善していくので、継続されているお客様などは、ご自身で管理ができるようになります。
運動という新しい習慣を生活の一部にすることで、お客様の生活がより良い方向に変化するのは間違いないです。
「パーソナルトレーナーは、公共のジムとは違い、お客様の私生活までサポートさせていただきます。」
手厚いサポートの中で、お客様の生活習慣もパーソナライズさせていただきますので、ジムに通うことが習慣化するようになります。
「トレーニングも、細かい部分まで介入できるので質の高いトレーニングの指導を行うことができるので、結果がついてくると継続しやすくなります」
パーソナルトレーニングを半年継続した女性
この写真はパーソナルトレーニングジムに、半年間ほど継続した方の体重の数値になっています。
この数値まで落とした方法として、食事改善を行いながら体重を落としていきました。
今現在は健康改善に努めながら、部分痩せを行っています。
「負担がかからない範囲で、ご自身で運動を週に1回行っていただきました」
パーソナルトレーニング+αの要素が、重要になるかもしれません。
食事指導とトレーニングを適切に行うことで、3つの数字に変化が生まれやすくなります。
結果が出てくると、お客様のモチベーションが高まり色々なことにチャレンジする傾向があります。
「良い習慣が循環し始めると、体も良い方向に進み始めますね。」
パーソナルトレーニングを1年継続した時の効果
パーソナルトレーニングを1年間継続した場合、体に大きな変化が生まれています。
今回は一例を踏まえながら、説明します。
一例を挙げると女性の場合、毎週一回のパーソナルトレーニングを1年継続した場合、体重が8キロ減少しています。
8キロも落ちた要因として、パーソナルトレーニングを踏まえたうえで、ご自身で運動を行っていました。
その内容をご紹介します。
「1年継続して体重が、8キロ落ちる秘訣を知りたいですね」
最初ご対応させていただいた際は、週に5日お酒を飲んでいて胃下垂の状態になっていました。
5日から3日に、減らす作業を行いました。
「体重を増やさないように、飲んだ後のフォローも行いました。」
アルコールの頻度を減らして、お客様から体が軽くなったとお言葉を頂くようになりました。
そこからはお客様の努力もあり、通い初めて3か月で週に1回飲むか飲まないかまでアルコールを飲む頻度が、落ちるようになりました。
「ご自身で筋トレなどの運動を始めてから、さらにシルエットなどの変化が変わっていきました。」
この行動変容によって、お客様の体重を落とすことに成功しました。
「4か月で5キロ程、体重を落とすことに成功しました。」
8か月ほどで現在8キロ落として、今現在は体重を落とし過ぎないように、姿勢改善にシフトして続けていただいています。
「短期間で成功したい場合は、ご自身で無理のない範囲で、できることを行っていくのが一番の近道かもしれませんね」
H2 パーソナルトレーニングに通い続けるコツ
パーソナルトレーニングジムに、通い続けるコツは2点あります。
- ご自身の主観で体の変化を感じること
- ご自身で目標を決めること
それぞれ説明していきます。
「ご自身の主観で、体の変化を感じること」になります。
通い始めた際は、モチベーションは高い状態だと思います。
先述したと思いますが、体の変化を感じることができないためにモチベーションが低下し、通い続けることが難しくなります。
「体の変化を感じやすくするためには、3日前の状態と今の状態を比較できるようにすると、体の変化を感じやすくなりますよ」
食べ物の消化は、24時間〜72時間かけて消化吸収します。
72時間かけて食べ物を消化吸収するので、体の変化の起こりは3〜14日で、変化が起きるようになります。
「2週間前の状態を覚えるのは難しいかと思うので、まずは3日前の状態を思い出せるようにしましょう。」
2点目は、ご自身で目標を決めることです。
成功するために、目標を決めることはとても重要です。
目標を決めることのメリットは、主に2点あります。
- 当事者意識を、強く持てる
- パーソナルトレーニング以外の時間の、行動変容が生まれやすくなる
- 当事者を強く持てる
パーソナルトレーニングはトレーナーと、コミュニケーションを取りながらカリキュラムを進めていきます。
ここで置きやすい状況として「これは食べていい物なんだろうか?」と考え、次回会うまでに忘れやすくなります。
当事者意識を持つためには、トレーナーの連絡手段を確保するようにしましょう。
「パーソナルジムでは、コミュニケーションツールがあるので、そちらを活用するようにしましょう。」
- パーソナルトレーニング以外の時間の行動変容が生まれやすくなる
ご自身で考えて行動するきっかけが、できるようになります。
目標を達成するために、ご自身で行動を起こしやすくなります。
例えばトレーニングの他に、ウォーキングを週に3回行なったり始めるようになります。
「始める際は担当のトレーナーに相談して対応すると、最適なプログラムを作成してもらえます。」
また食事改善などでも、新しい試みを始めやすくなります。
主食を置き換えたりして、体を良い状態に変えるために行動していきます。
パーソナルトレーニングやめた後はこれだけは続けて欲しい
パーソナルトレーニングをやめた後でも、続けてほしいことはいくつかあります。
大きく分けると2つに分かれます。
- 食事の自己管理
- 簡単な筋トレ運動「ウォーキング」
この2つに分かれます。
それぞれ解説していきます。
①食事の自己管理
パーソナルトレーニングを辞めた後は、リバウンドしやすくなります。
筋トレを行うことで、基礎代謝量と活動代謝量を高い状態に維持することができます。
その筋トレを止めることによって、基礎代謝量と活動代謝量の2つの数値が下がりやすくなります。
この2つの数値が下がることによって、摂取カロリーと消費カロリーのバランスが、崩れることになります。
「筋トレを辞めると体のシルエットは、大きく変化しますので注意しましょう。」
そのため、食事の内容を変える必要性があります。
食事管理を徹底することで、リバウンドのリスクを最小限にとどめることができます。
「食事9割、運動1割と言われてぐらいなので食事管理はマストでおこないましょう」
②簡単な筋トレ運動「ウォーキング」
様々な運動がある中で、特にウォーキングをオススメします。
なぜウォーキングを勧めているかというと、気軽に始めることができるからです。
「必要な物が少ないので誰でも始めやすいのでいいですね!」
またウォーキングには、筋トレと同様ストレスを解消する効果もあります。
体重を維持するのみの場合はパーソナルトレーニングを辞めたあとすぐに始めるのをおすすめします。
ちなみに、体形をキープしたい場合は自宅で行えるトレーニングを行う必要性があります。
「トレーニング動画などもありますので、動画を参考にして見ていきましょう」
SNSなどにトレーニング動画を、ショートで流している物もあります。
参考にしながら行ってみるのも、ひとつの手です。
参考アカウント
パーソナルトレーニング 断り方
パーソナルトレーニングを辞める際、かなり言い出しにくいかと思います。
スムーズに辞める際は、伝えるタイミングが重要になります。
トレーナーと信頼関係が構築されている場合は、近々に伝えてもよいと思います。
「大まかな目安として、4か月前から半年前に伝えていただけると、トレーナー側も対応がスムーズに進むかと思います」
今回辞める際の、差支えなく辞めるワードを紹介します。
- 会社が〇月に移転するため、辞めることを検討しています。
- 今現在引っ越しを検討しています。そのため引っ越しが決まったら、辞めることを検討しています。
上記の文章を使って辞める旨を伝えていただけると、差し支えない言い方になるかと思うので、実践していただけると幸いです。
Beeで辞める際の言い方は、主に上記に挙げられたワードになります。
スタッフとしてはかなりさみしいですが、長く通ってもらえるようにサービス等頑張っていけたらと思います。